石 経守(いし つねもり)は、戦国時代の武将。安芸国の国人・吉川氏の一門。父は吉川氏当主である吉川経基。
生涯
安芸国の国人・吉川氏当主である吉川経基の三男として生まれる。安芸国山県郡石村を本拠とし、「石(伊志)」の名字を名乗った。
永正18年(1521年)10月26日、兄・国経に与谷城の在番を命じられ、寄国4町6反、與谷原5反、舞綱2町の地を与えられる。
天文6年(1537年)7月12日に死去。嫡男の経直が後を継いだ。
その後の石氏は、江戸時代には岩国領主・吉川氏の家臣として続いた。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 防長新聞社山口支社編 編『近世防長諸家系図綜覧』三坂圭治監修、防長新聞社、1966年3月。 NCID BN07835639。OCLC 703821998。全国書誌番号:73004060。 国立国会図書館デジタルコレクション
- 大朝町史編纂委員 編『大朝町史 上巻』1978年3月。全国書誌番号:81001285。 国立国会図書館デジタルコレクション
- 木村信幸「戦国後期における吉川氏の権力構成―親類衆・奉行人を中心にして―」 光成準治編著『シリーズ・織豊大名の研究4 吉川広家』戎光祥出版、2016年11月、44-99頁。初出は『史学研究』第259号、2008年。
- 『閥閲録』巻140「市川三右衛門」



