『No.0』(ナンバーゼロ)は、日本のロックバンド、BUCK-TICKの21枚目のオリジナルアルバム。2018年3月14日にLingua Sounda/JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントから発売された。
解説
前作『アトム 未来派 No.9』より1年6ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバムである。タイトルは今井曰く「だって『No.9』の次だもん」とのこと。
チャート上では『Six/Nine』以来23年ぶりとなるベスト3入りを獲得した。
収録曲
- 零式13型「愛」
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
- 美醜LOVE
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
- GUSTAVE
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
- 今井が愛読しているヒグチユウコの「ギュスターヴくん」から着想を得た楽曲。
- GARIのYOW-ROWがマニピュレート、シンセサイザーで参加。
- Moon さよならを教えて
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
- 2nd先行シングル。シングル盤とはイントロが若干異なる。1st先行シングル「BABEL」のB面には、石野卓球によるリミックスが収録されている。
- 当初は「スフィア」という仮タイトルだった。
- 薔薇色十字団 - Rosen Kreuzer -
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦
- POLYSICSのハヤシがプログラミングで参加。
- サロメ - femme fatale -
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦
- 2nd先行シングルのB面曲。シングル盤とはアレンジが若干異なる。
- スマートフォンゲーム「クリスタル オブ リユニオン」新章テーマ曲。
- GARIのYOW-ROWがマニピュレート、シンセサイザーで参加。
- Ophelia
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦
- Cube Juiceがマニピュレートで参加。
- 光の帝国
- 作詞/作曲:今井寿
- タイトルはルネ・マグリットの同名作品から。稲垣足穂の作品のイメージで歌詞を書き、今井の仕事場に飾ってあるマグリットの『光の帝国』が目に入ったことで、最後にタイトルを決めたという。
- Cube Juiceがマニピュレートで参加。
- ノスタルジア - ヰタ メカニカリス -
- 作詞/作曲:今井寿
- タイトルは稲垣足穂の「ヰタ・マキニカリス」のパロディ。
- Aメロは今井と星野によるポエトリーリーディング、サビは櫻井のボーカルで構成されている。
- IGNITER
- 作詞/作曲:今井寿
- BABEL
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
- 先行シングル。
- GARIのYOW-ROWがマニピュレート、シンセサイザーで参加。
- ゲルニカの夜
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
- 歌詞は今井が付けた「guernica」という仮タイトルを基に、櫻井が幼少期に兄と映画館で『時計は生きていた』を観た時の思い出を描いた楽曲。
- 胎内回帰
- 作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
参加ミュージシャン
- 櫻井敦司 - ボーカル
- 今井寿 - ギター、エレクトロニクス、ヴォックス、ノイズ
- 星野英彦 - ギター、コーラス
- 樋口豊 - ベース
- ヤガミトール - ドラムス
ゲスト・サポートミュージシャン
- 横山和俊 - マニピュレート、シンセサイザー (#1・2・4・9・10・12・13)
- CUBE JUICE - マニピュレート (#7・8)
- YOW-ROW (GARI) - マニピュレート、シンセサイザー (#3・6・11)
- ハヤシヒロユキ (POLYSICS) - プログラミング (#5)
脚注




