希望のカタマリ』(原題:All Together Now)は2020年に配信されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はブレット・ヘイリー、主演はアウリイ・クラヴァーリョが務めた。本作はマシュー・クイックが2010年に発表した小説『Sorta Like a Rockstar』を原作としている。

概略

高校生のアンバー・アップルトンは音楽に秀でており、カーネギーメロン大学への進学を目指していた。いつも笑顔を振り撒く彼女だったが、ある秘密を抱えていた。実は、アンバーは母親と一緒にホームレス生活を送っていたのである。そんなある日、アンバーにさらなる困難が降りかかってきた。アンバーはなおも独力で事態を切り抜けようとしたが、ついに友人の1人に窮状を知られてしまった。

キャスト

  • アウリイ・クラヴァーリョ - アンバー・アップルトン(吹替:屋比久知奈)
  • ジャスティナ・マシャド - ベッキー(吹替:桜岡あつこ)
  • フレッド・アーミセン - ミスター・フランクス(吹替:根本泰彦)
  • キャロル・バーネット - ジョーン(吹替:小宮和枝)
  • ジュディ・レイエス - ドナ(吹替:細越みちこ)
  • テイラー・リチャードソン - ジョーダン
  • レンジー・フェリズ - タイ(吹替:畠中祐)
  • ジェラルド・アイザック・ウォーターズ - チャド
  • アンソニー・ジャック - リッキー(吹替:内匠靖明)
  • C・S・リー - チー神父
  • ジェイ・フォックス・Jr - レオ・リーソン

製作

2013年8月、フォックス・サーチライト・ピクチャーズがマシュー・クイックの小説『Sorta Like a Rockstar』の映画化権を獲得した。2016年3月、ミゲル・アルテタが本作の監督に起用された。2017年7月28日、フォックス・サーチライト・ピクチャーズが本作の製作から手を引いたため、企画自体が一旦仕切り直しとなったとの報道があった。その際、ブライス・ダラス・ハワードが本作で映画監督デビューを果たすとも報じられた。11月、Netflixが本作の配信権を獲得した。

2019年7月、スケジュールの都合でハワードが降板することになり、その後任にブレット・ヘイリーが起用された。また、アウリイ・クラヴァーリョの出演が決まった。9月、キャロル・バーネット、フレッド・アーミセン、レンジー・フェリズ、ジャスティナ・マシャド、ジュディ・レイエス、ジェラルド・アイザック・ウォーターズ、テイラー・リチャードソン、アンソニー・ジャックがキャスト入りした。10月、本作の主要撮影がオレゴン州ポートランドで始まった。

2020年5月4日、キーガン・デウィットが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった。8月28日、ミラン・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した。

マーケティング

2020年7月21日、本作の劇中写真が初めて公開された。8月11日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された。

評価

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには15件のレビューがあり、批評家支持率は80%、平均点は10点満点で6.82点となっている。また、Metacriticには9件のレビューがあり、加重平均値は64/100となっている。

出典

外部リンク

  • 希望のカタマリ - Netflix
  • All Together Now - IMDb(英語)
  • 希望のカタマリ - allcinema

希望のカタマリ 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 Filmarks映画

希望のはじまり GANREF

Watch 希望のカタマリ Netflix Official Site

希望について

『希望の類』 世田谷センスマンズ