ポリーナ・セミオノワ(ロシア語: Поли́на Алекса́ндровна Семио́нова, ラテン文字転写: Polina Semionova, 1984年9月13日 - )は、ロシアのバレエダンサー。2002年よりベルリン国立バレエ団のプリンシパル。2012年にアメリカン・バレエ・シアターにプリンシパルとして移籍。ミハイロフスキー・バレエのゲスト・アーティストでもある。細めの体型(身長170cm、体重50kg)で繰り出す尖鋭的な踊りが持ち味で、とりわけ『白鳥の湖』での評価が高い。

経歴

技師の父親、英語教師の母親の長女としてモスクワに生まれる。6歳までフィギュアスケートを学んだ後、兄のドミートリーと共にソ連国営放送舞踊団("ансамбль Гостелерадио")に加わり民族舞踊を踊った。

8歳のときボリショイ・バレエ学校の試験に合格し入学する。在学中の2001年にモスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門で金賞に輝いたのを皮切りに、2002年サンクトペテルブルク・ワガノワ賞国際コンクール1位、名古屋国際バレエコンクール金賞、と次々に国際的な賞を獲得した。

2002年の卒業後、ヴラジーミル・マラーホフの誘いを受けてベルリン国立バレエ団に第一ソリスト(プリンシパル)として入団する。17歳でのプリンシパルは劇団最年少記録で、最初のシーズンでマラーホフから『くるみ割り人形』や『ラ・バヤデール』の主役を与えられた。

2004年6月、19歳でイングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『白鳥の湖』にオデット/オディール役で客演し、賞賛される。2006年2月には故国のボリショイ・バレエ団でも『白鳥の湖』で客演し、「やや粗削りだが、若さ、可能性、自由といったものを感じさせる」と評された。

2012年にプリンシパルとしてアメリカン・バレエ・シアターに移籍した。

日本にもたびたび訪れており、2003年の東京バレエ団『眠れる森の美女』での客演、2005年のベルリン国立の来日公演『ラ・バヤデール』、2006年の世界バレエ・フェスティバルでの『白鳥の湖』などでお馴染みの存在となっている。

古典のほか、『マノン』『オネーギン』などの物語バレエ、ベジャール、キリアンらのコンテンポラリー作品まで幅広いレパートリーをこなす。日本のバラエティ番組に出演したこともある。

出演

映画

  • パッション(2012年)- 『牧神の午後』のニンフ役のバレエダンサー

CM・イメージキャラクター

  • スズキ・スイフト (2010年 - )
  • ユニクロ (2013年 - )

バラエティ

  • 学校へ行こう!MAX (2006年)- バレエ企画でのゲスト出演

脚注

外部リンク

  • Polina Semionova - Staatsballett Berlin
  • ギャラリー

Polina Semionova Ballet beauty, Ballet inspiration, Ballet beautiful

Best of Polina Semionova YouTube

p444polinasemionova

女子バレエダンサー ポリーナ・セミオノワ YouTube

For Teachers, Schools & Organizations (50 OFF) DANCE MASTERCLASS