池見 茂隆(いけみ しげたか、1899年(明治32年)9月18日 - 1973年(昭和48年)12月19日)は、昭和期の実業家、政治家。衆議院議員(1期)。
経歴
福岡県糟屋郡仲原村(現粕屋町)で、実業家・池見辰治郎の長男として生まれる。幼少期に福岡市博多柳町に転居した。福岡市立福岡商業学校(現福岡市立福翔高等学校)を経て、早稲田大学商科で学んだ。
その後、家業の池見合資会社社員、酒精会社重役となる。その他、大日本酒精監査役、大日本酒類醸造取締役、文化味噌社長、池見(合)代表社員、九州製作所社長なども務めた。
政界では福岡市会議員に在任した。1949年(昭和24年)1月の第24回衆議院議員総選挙で福岡県第1区から民主自由党公認で出馬して当選し、衆議院議員に1期在任した。1952年(昭和27年)10月の第25回総選挙では自由党の公認問題で立候補を断念した。
その他、福岡商工会議所理事、同常議員を務め、1954年(昭和29年)に同専務理事に就任した。1969年(昭和44年)秋の叙勲で勲三等瑞宝章受章。
1973年(昭和48年)12月19日死去、74歳。死没日をもって正五位に叙される。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第16版 上』人事興信所、1951年。
- ふるさと人物記刊行会編『ふるさと人物記』夕刊フクニチ新聞社、1956年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
- 「地方人物誌 福岡商工会議所専務理事 池見茂隆氏」『日本経済新報』9 (4)、日本経済新報社、1956年2月。




