『教育的人間学』(きょういくてきにんげんがく、pedagogical anthropology,Человек как предмет воспитания. Опыт педагогической антропологии)は、ロシアの教育学者コンスタンチン・ウシンスキーの主著。ウシンスキー晩年の作で、未完に終わった。『教育の対象としての人間-教育的人間学試論』が原題。第一巻の訓育論と第二巻の教授論とは著者の生前に出版された。第三巻は書きかけのままで遺された。
著述当時におけるロシアの教育界に「技術」と「科学」とを混同する考え方が見受けられることを指摘し、真の科学、科学的思考に立脚した教育の実現を図るべきであると説いた。
関連項目
- 教育人間学
参考文献
- コンスタンチン・ウシンスキー著『教育的人間学』柴田義松訳、明治図書、1973年




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